二コマ目「スペースオペラの書き方ライブ」

今回、一番楽しみにしていた企画。
野田昌宏大元帥閣下、イラストレーターの鶴田謙二氏、創元の編集の方でキャプテン・フューチャーを語るのである。
自分の中でSFといえば、キャプテン・フューチャー
SF大会キャプテン・フューチャーを野田大元帥が語る、それだけSF者冥利に尽きるのである。
内容といえば、いつもの野田節で、元帥がついにシャンブロウに手を出すという発表あり、当時のCF翻訳話ありと楽しかった。
復刻版の一巻のあとがきだったかなあ、「CFを語ると皆、昔話をする」と言うような事を書かれていたが、その通りだった。
誰もがCFを語りだすと、目がキラキラとしてくるのだ。そして、それに出会った頃の少年時代の輝きを一瞬だけでも取り戻す。
だからキャプテン・フューチャーは楽しい。
質問コーナーでは大元帥が書かれた「嵐のドームシティ」の復刻は無いのか?と聞かせていただいた。
今のところは考えておられないようだが、大元帥は嫌だ嫌だと言いながらも乗り気になって、他の作家を巻き込んでアンソロジーの形で発刊できないか?と仰られていた。
編集の方は当然困りながらもうれしそうに答えておられた。
確かにすばらしいアイデアだ・・・実現すれば、どんなに楽しいか・・・。
俺の人生と共にキャプテン・フューチャーはまだ続きそうだ。