零式

零式 (ハヤカワ文庫JA)

零式 (ハヤカワ文庫JA)

SFマガジンで2年ほど前に掲載された中編がベース、初出の時に読んだからいいや、と思ったら、そうでもなかった。
当時は中川裕之名義だったな、挿し絵もコヤマシゲトの萌え絵で・・・。
萌え絵に牽かれて、当時読んだ覚えがあるんだけど、その時のSFマガジンをひっぱりだしても、俺の中のイメージが変わっている。もう、この絵のイメージじゃない。
内容も当時と基本骨格は同じなのに、全く違う物になっているのが興味深い。
久々に絵を感じる小説に出会えた、ものすごい現実逃避感を味わいました。