仮面ライダー響鬼 七人の戦鬼

ええ、タイトル通り、七人の侍でした(笑)
アレもやってましたよ、逆境でとくと語られていたアレ。
七人の侍のパロディで見るなら、少しは見れるかも。
実はダメダメだったんですよね。響鬼さんの少年を「明日夢!」と呼ぶところで萎え萎え。
なんで、少年と呼ばないんだろう。
ラストの、過去の七人の決着を見せず、現代の響鬼さんで片を付けていたのがよくわからない。たぶん、オーバーラップして見せたかったのだろうけど、演出を少し工夫すれば、現代の響鬼さんか、過去の響鬼さんか、判別不可に出来たとは思うんだけどね。
それでも、坂本太郎監督らしく、締めるところが締められていたのが救いかなあ。たぶん、
問題はあのコンビ。でも、響鬼でなければもっと面白かったかも。
長尺で見たいというのは正直あって、75分では足りなさすぎる。これはディレクターズカットで長尺版を出してくれるとイイナ、と思う。
その時には響鬼ではなく、井上&白倉ものとして見ます。
今のあのコンビが作る響鬼がいやなのは響鬼さんだから。この作品が響鬼さんでなければ、そんなにイヤではないです。
とはいえ、あの二人には作り出せない、響鬼の持つバックボーンの重さがあってこそ、あの映画って感じもして難しい。
長石洞窟はよかったなあ・・・(笑)。